葬儀は、いくつかの種類に分かれているのをご存知でしょうか。
一言で「葬儀」といっても、大きく分けると4つの種類に分けることができます。
「一般葬」「家族葬」「一日葬」「直葬(火葬式)」があり、費用はもちろん、それぞれ特徴や流れが大きく異なってくるのです。
中でも1番馴染みがあるのが「一般葬」であり、古くからよく行われている葬儀形式。
家族や親族・親しい友人や会社関係者、またご近所の方など、多くの人に参列してもらうスタイルです。
近年では、家族葬を選択する人が多くなってきましたが、今でも「交友関係が広かった方」や「華やかな葬儀がしたい」と考えている方に一般葬が選ばれています。
そこで本記事では、一般葬の特徴や費用相場、メリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
一般葬の特徴とは?
一般葬とはどのようなタイプの葬儀なのでしょうか。また、どのような特徴があるのかについても気になるところです。
一般葬とは、参列者の制限がなく、数多くの関係者に参列してもらう葬儀形式。
家族や親族はもちろんのこと、親しい友人や親交のあった知人・会社の同僚やご近所の方など、たくさんの方に見送ってもらうスタイルです。
参列者が多くなるため、葬儀の規模も大きくなるのが特徴となっています。
また「お通夜」「葬儀・告別式」を2日間にわたって執り行う点もポイント。
一般的にお通夜の後には、会葬者と一緒に故人を偲びながら、食事を振る舞います。
翌日は、午前中から「葬儀・告別式」という流れとなり、火葬場へと搬送。
ここで、故人との最後の時間を過ごすこととなります。
葬儀の流れや日程についての詳細は、下記の記事で解説しています。ぜひチェックしてみてください。
一般葬の費用相場
一般葬の費用についても確認しておきましょう。
一般葬の費用は、おおよそ「180万円〜200万円」となっています。
この金額の中には、お葬式にかかった費用だけでなく飲食代や返礼品費用、また僧侶へのお布施などの料金も含まれている点がポイント。
「一般葬」「家族葬」「一日葬」「直葬(火葬式)」で必要となる葬儀費用の相場や内訳は、下記の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
また、参列者の人数によって会場の大きさや飲食代が異なりますし、住んでいる地域によっても費用に差が出ます。
もちろん、依頼する葬儀社によって料金や内容が異なることも覚えておきましょう。
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一般葬のメリット3選
一般葬を選ぶメリットには、どのようなことがあるのでしょうか。
- たくさんの人たちに故人を見送ってもらえる
- 香典で葬儀費用の補填ができる
- 葬儀後に弔問客の対応に追われずに済む
ひとつずつ見ていきましょう。
たくさんの人たちに故人を見送ってもらえる
一般葬のメリット1つ目は、多くの人に見送ってもらえることです。
家族葬や直葬の場合、参列者に制限が設けられていますので(10人〜30人程度が一般的)、どうしても参列者が限定的になってしまいます。
しかし一般葬であれば、数多くの人から見送ってもらうことができ、皆で故人を偲ぶことができるでしょう。
香典で葬儀費用の補填ができる
一般葬では、故人とゆかりのあった大勢の人に参列してもらえるため、他の葬儀形式と比べて香典の数が多くなります。
集まった香典を、葬儀費用に充てることができる点も大きな魅力といえるでしょう。
香典には「葬儀費用の足しにしてもらいたい」という意味も込められているため、失礼に当たることもありません。
結果的に、家族葬よりも費用が安く済むケースもあります。
葬儀後に弔問客の対応に追われずに済む
一般葬では、参列者に制限を設けていないため、葬儀後に自宅まで弔問に訪れる人は少なくなります。
1日目のお通夜、または2日目の葬儀・告別式で、大半の方が故人とお別れする時間を作ることが可能です。
家族葬や直葬では、参列者が限定されるので、葬儀後に弔問客の対応に追われるケースも少なくありません。
一般葬は、通夜・告別式当日は参列者への対応に忙しくなりますが、葬儀後は落ち着いて過ごすことができるでしょう。
一般葬の3つのデメリット
一般葬には、注意すべきデメリットもあります。
- 他の葬儀形式と比較して費用が高額になる
- 参列者の対応に追われる
- 葬儀の準備に時間がかかる
順番に解説していきます。
他の葬儀形式と比較して費用が高額になる
一般葬のデメリット1つ目は、他の葬儀形式と比較すると、費用が高額になる点です。
大きな会場を借りなければならないのはもちろん、通夜後の飲食代・返礼品の数や香典返しなど、さまざまな費用がかかります。
葬儀形式の中で、もっとも費用を抑えられる「直葬(火葬式)」と比べると、10倍近い金額になることも。
しかし、一般葬のメリットでも触れましたが、参列者からの香典を葬儀費用に充てることができますので覚えておきましょう。
参列者の対応に追われる
一般葬のデメリット2つ目は、参列者の対応に追われてしまう点です。
一般葬では「100人以上」の参列者に対応することも考えられます。
参列者が多いほど、故人と最後の時間を過ごすことが難しくなるでしょう。
故人をゆっくり見送ってあげたいと考えている際には、葬儀形式を再度検討してみるのがおすすめです。
葬儀の準備に時間がかかる
一般葬は規模が大きくなるため、手配しなければならないことも多く、準備に時間がかかってしまいます。
大切な家族を失った悲しみの中、さまざまな対応に追われることとなるため、精神的・肉体的負担が大きくなるはずです。
気持ちの整理がついていない状態のまま、限られた時間の中で葬儀の準備をしなければならない点が、一般葬のデメリットといえます。
一般葬と家族葬|どちらにするか迷ったときの対処法は?
一般葬について、特徴やメリット・デメリットについて解説してきましたが「どちらがいいか迷っている」という方もいるはずです。
一般葬と家族葬で迷った際には、どのように葬儀形式を決めるのが良いのでしょうか。
まずひとつ目は「故人の意向を尊重すること」です。
生前、故人が葬儀スタイルについて話していた場合には、その希望を尊重するのが得策。
また、遺言書やエンディングノートがある場合には、葬儀についての内容が記載されているかもしれません。
できるだけ、故人の気持ちに寄り添ったお葬式にしてあげるのが良いでしょう。
2つ目が、家族や親族と話し合いを行うことです。
「参列者がどのくらいの人数になるのか」「予算はいくらなのか」また「家族や親族は、どのスタイルの葬儀を希望しているのか」など、さまざまな視点から話し合いを行い、皆の意見を出し合います。
葬儀形式については、親族間でトラブルに発展するケースが多いのも事実です。
話し合いの時間を設けて、一同が納得する形式を選ぶのが良いでしょう。
まとめ|一般葬は伝統的な葬儀形式!多くの人に見送ってもらえる
本記事では、一般葬とはどのようなものなのか、特徴や費用・メリットやデメリットについて詳しく解説してきました。
一般葬は古くから多くの方に選ばれている葬儀形式であり、たくさんの人が参列できる葬儀スタイルであることがわかりましたね。
その一方、費用が高額になる点や参列者の対応に追われてしまうというデメリットもあります。
どの葬儀形式にするのが良いか迷った際には、故人の意向を尊重し、親族間での話し合いを行うのがおすすめです。
故人との最後のお別れの時間となるため、悔いの残らない葬儀スタイルを選ぶようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。以上、参考になると幸いです。