分骨とは?流れや手続き・注意点を解説!良くないという噂は本当?

分骨とは 手続き 流れ 注意点

「分骨するのは良くないこと?」「分骨には、どのような注意点があるの?」

このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

分骨とは、故人のご遺骨を複数の場所に分けて「供養」や「埋葬」することです。

いくつかの場所に分けて供養することで、さまざまなメリットがあります。

しかし「分骨」は、あまり馴染みがないため、手続きや注意点が気になるところ。

そこで本記事では、分骨とはどのような供養方法なのか?流れや手続き、注意点について詳しく解説していきます。

「遠方に住んでいる親族も多いので、分骨を検討している」「分骨する際の注意点が知りたい」という方の参考になると幸いです。

目次

分骨とは?

そもそも「分骨」とは、故人のご遺骨を2つ以上の骨壷などに分け、別々の場所で供養することを指しています。

家族や親族が、思い思いの方法で「故人を供養したい」という願いを叶えることができます。

分骨は、火葬が終わったタイミングで行われるのが一般的です。

「分骨は良くないことなのでは?」と言われることもありますが、法律的にも問題はありません。

良くないことと言われる理由として、下記のようなことが挙げられます。

  • 遺骨を分けてしまうと、故人が成仏できない
  • 宗教によっては「縁起が悪い」とされることもある
  • 来世で「五体満足」にならないという言い伝えがある

このように、古くからの言い伝えや迷信によって、誤解されているというのが現状です。

決められた手続きを行なって分骨すれば、法律的にも問題ありません。

分骨する目的とは?

分骨を行う目的には、どのようなことがあるのでしょうか。

分骨する4つの目的
  • 手元供養を行うため
  • 散骨のため
  • 家族・親族で別々に供養するため
  • 本山納骨のため

ひとつずつ確認していきましょう。

手元供養を行うため

分骨の目的の1つ目は「手元供養」を行うためです。

手元供養とは、遺骨の一部を骨壷に入れ、仏壇などで供養する方法。ペンダントなどにして、いつでも肌身離さず身に付ける方も多くなっています。

現在、手元供養は「墓じまい後の供養方法」の一つとしても注目を集めており、管理費などの費用を削減できる点も魅力となっています。

散骨のため

埋葬方法で「散骨」を選ぶ人の中には、分骨を検討する方が多くなります。

散骨とは、ご遺骨をパウダー状にして、海や山林などに撒くことです。

パウダー状でご遺骨を撒くため、はっきりとした目印がありません。

そのため、分骨して「一部を散骨する」という方法を取る方が多いのです。

海洋散骨についての詳細は、下記の記事で詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください。

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クリスタル位牌やアルミカプセルなどに遺骨を収めて、お守り代わりに身に付けられます。

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料金も非常にリーズナブルに設定されていますので、海洋散骨や粉骨を検討している方はチェックしてみてください。

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家族・親族で別々に供養するため

兄弟・姉妹が離れて生活している場合や、お墓が2つ以上ある場合などに分骨を選択するケースが多く見られます。

遠方で暮らしている際には、お墓参りの負担も大きくなりますよね。金銭面ではもちろん、高齢になると、思うように身体が動かなくなってしまうことも珍しくありません。

分骨を行うことで、お墓参りの負担も軽減できるでしょう。

本山納骨のため

本山納骨のために、分骨を行う場合もあります。

本山納骨とは、信仰している宗派の本山に、遺骨の一部を納骨すること。

しっかりと供養してもらえるという安心感もあります。

分骨の流れと手続き

分骨を行う流れや手続きには、大きく分けて2つのパターンがあります。

  • 火葬場で分骨を行う場合
  • お墓に入っている骨壺を取り出して分骨を行う場合

順番に見ていきましょう。

火葬場で分骨を行う場合

火葬場で分骨を行う流れは、下記の通りです。

  1. 事前に「骨壺」を準備
  2. 火葬場で「分骨証明書」を発行してもらう
  3. 火葬が終わったら(焼骨後)、遺骨を複数の骨壺に分ける

火葬場で分骨を行う際には、あらかじめ「骨壺」を準備しておく必要があります。

「ペンダントにしたいので、ほんの僅かの遺骨で良い」という場合でも、必ず用意しなければならないので注意しなければなりません。火葬場で購入できることもありますので、事前に確認してみましょう。

分骨証明書の発行は、手元供養の場合は必要ありませんが「将来、納骨する可能性がある」という方は、発行してもらうのがおすすめ。

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お墓に入っている骨壺を取り出して分骨を行う場合

すでにお墓に入っているご遺骨を取り出して分骨を行う場合には、下記のような流れとなります。

  1. 骨壺の準備
  2. 霊園管理者への連絡(「分骨証明書」を発行してもらう)
  3. 日程の決定
  4. 閉眼供養
  5. 新たな分骨先に「分骨証明書」を提出
  6. 開眼供養

火葬場で分骨を行うよりも、手順が多く時間がかかるのが特徴です。

また、霊園管理者の許可を取るだけでなく「親族との話し合い」も非常に重要なポイント。

お墓から遺骨を取り出すことに反対する親族もいるかもしれません。無断で行うと、大きなトラブルに発展してしまうケースもありますので、十分に気をつけましょう。

分骨を行うときの注意点とは?

分骨を行う際に、注意しておきたい点は「事前に親族と話し合いをする」ことです。

自分の意思だけで行うのは避けましょう。

なぜなら、親族の中には「分骨は良くないこと」と考えている人がいることも。分骨自体は、法律的にも問題ありませんが、皆それぞれの意見や思いがあるため「話し合い」は必要不可欠です。

必ず、家族や親族の了承を得てから進めるようにしましょう。

2つ目の注意点は「本山での埋葬方法を確認しておく」ことです。

本山に納骨する場合は、一般的に「合祀」となります。他の方のご遺骨も一緒に埋葬されることとなるため、二度と遺骨を取り出すことができません。

後悔しないためにも、事前に本山の埋葬方法を確認し、一部は手元供養にするなどの対策を取るようにしましょう。

まとめ|分骨の目的はさまざま!正しい手順で進めよう

本記事では、分骨とはどのようなことなのか?目的や流れ・手続きについて詳しく解説してきました。

「分骨は良くない」というのは間違いであり、古くからの迷信だということがわかりましたね。

法律的にも認められていますので、正しい手順で進めていけば問題ありません。

ただし、自らの意思だけで進めてしまうと、親族間トラブルに発展してしまうケースもあるため注意が必要です。

必ず家族・親族の了承を得た上で、進めていくことを心掛けてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。以上、参考になると幸いです。

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