後悔しないお墓や墓地の選び方|お墓を建てる流れ・手順を解説

お墓 墓地 選び方

お墓の購入は、長い人生においても大きな買い物のひとつです。

一言で「お墓」といっても、さまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。

お墓を購入しようと検討している方の中には、選び方について悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

また、お墓を選ぶときの流れや手順についても、事前にチェックしておきたいところですよね。

お墓選びで失敗や後悔しないために、気をつけておくべきポイントがあります。

そこで本記事では、お墓や墓地の選び方「7つのポイント」や、お墓を建てる際の流れや手順について詳しく解説していきます。

「最近、新しいお墓のカタチが増えているので、どのような点に気をつけて選べば良いのか知りたい」「ライフスタイルに合ったお墓を選びたい」と言ったお悩みをお持ちの方の参考になると幸いです。

目次

お墓や墓地の選び方|後悔しない7つのポイント

お墓や墓地の選び方で、確認しておくべきポイントは、大きく分けて7つあります。

後悔しないために、下記の点について確認しておきましょう。

お墓や墓地の選び方7選
  • お墓参りに行きやすい立地
  • お墓の種類
  • お墓の価格・費用
  • 日当たりや水はけの良さ
  • 墓地の運営主体
  • 宗教や宗派
  • 霊園や寺院の設備・環境

ひとつずつ解説していきます。

お墓参りに行きやすい立地

お墓や墓地の選び方1つ目は、通いやすい立地です。

お墓を建てる場所は、もっとも重視したいポイントのひとつ。

お墓参りで足を運ぶのはもちろんですが、お供物を片付けに行ったり、掃除しに行ったりする機会もあります。

自宅から通いやすい場所だとしっかり管理することもできますが、交通の便が悪かったり何時間もかかったりすると、自然と足が遠のいてしまうのです。

また、高齢になると、簡単にお墓参りができない状態になってしまうことも。自宅から近ければ、そんな負担も軽減されます。

お墓の種類

お墓の選び方で後悔しないためには「お墓の種類」について慎重に考えると良いでしょう。

以前は、お墓の種類といっても「一般墓」が大半を占めており、選ぶ必要はほぼありませんでした。

しかし現代では、お墓に対する考え方が多様化しており、お墓の種類もさまざまです。

近年、選ばれている主なお墓には、下記の5つがあります。

  • 一般墓
  • 納骨堂
  • 樹木葬
  • 海洋散骨
  • 手元供養

それぞれのお墓の種類によって「後継者は必要か」「永代供養をしてもらえるのか」「管理の手間があるのか」などが異なります。

ご家庭の状況に合わせたお墓の種類を選ぶことが大切です。

お墓の種類やそれぞれの費用・特徴について、さらに詳しい内容が知りたい方は、下記の記事でまとめています。

ぜひチェックしてみてくださいね。

お墓の価格・費用

お墓の選び方で忘れてはいけないのが、お墓の価格や費用です。

購入前に、必ず予算を決めてから探すようにしましょう。

一言で「お墓の費用」といっても、使用する石材やお墓を建てる面積・どこの霊園や寺院で建てるのかなどによって価格は大きく異なります。

永代供養も併せて選択した場合、永代供養料なども準備しておかなければなりません。

気になるお墓の費用や内訳・維持費については、下記の記事で詳しく紹介しています。

ぜひ参考にしてください。

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日当たりや水はけの良さ

お墓の選び方では、日当たりや水はけの良さも考慮して選ぶと安心です。

故人を供養するためのお墓ですので、日当たりが悪く、ジメジメと湿った場所に建てるのは気分の良いものではありません。

明るい雰囲気や水はけの良さなどにも注意する必要があります。お墓は、何度も通うことになりますので、しっかりと確認するようにしましょう。

墓地の運営主体

墓地の運営主体についても、意識したいポイントのひとつです。

墓地の運営主体には3つの種類があります。

  • 民営墓地
  • 公営墓地
  • 寺院墓地

民営墓地は、しっかりと管理が行き届いており、非常に設備も充実しているのが特徴です。主に、宗教法人や公益法人などが経営に携わっています。選択できるお墓の種類もさまざまで、自由度が高い点も魅力です。

公営墓地とは、都道府県や地方公共団体・自治体などが経営している墓地となっており、比較的費用が安いのが特徴。厳しいルールなどは設けられておらず、簡単な条件を満たせば誰でも利用できる点も嬉しいポイントです。人気が高いため、お墓を建てるには「抽選」を受ける必要がある場合もあるでしょう。

寺院墓地とは、特定の宗派や宗教に属している方が利用する墓地です。一般的に檀家制度が設けられており「檀家料」を支払わなければなりません。手厚い供養を行ってもらえることも特徴のひとつです。

宗教や宗派

お墓を購入する際には、自分の宗教や宗派を確認し、お墓を建てる寺院や霊園の宗教と宗派も併せてチェックする必要があります。

寺院や霊園は「宗教不問」の場所が多い一方で、中には特定の宗教や宗派のみを受け入れているところも。

墓地を決める際には、宗教や宗派の確認を忘れずに行いましょう。

霊園や寺院の設備・環境

設備や環境も注意すべきポイントです。「広い駐車場が完備されているのか」「売店はあるか」「バリアフリーは整っているのか」なども確認しましょう。

何か買い忘れてしまったときでも売店があれば安心ですし、バリアフリーが整った環境だと、高齢者でもお墓参りに行きやすくなります。

近年では、休憩所などが完備されていたり、ガーデニングが施された癒しのスペースがあったりする墓地も増えています。

お墓を建てる際の流れや手順

お墓を建てる手順や流れについて把握しておくと、スムーズに進めることができます。

お墓を建てる一連の流れは、大きく分けて下記の5つです。

お墓を建てる一連の流れ・手順
  • 家族・親族との話し合い
  • 希望に沿った霊園や寺院を決める
  • 墓地の申し込み
  • 石材店に墓石を依頼する
  • お墓の完成

順番に解説していきます。

家族・親族との話し合い

お墓は自分1人のものではありません。家族や親族との話し合いが大切です。

話し合いをせずにお墓を建ててしまうと、思わぬ親族間トラブルに発展してしまうことも。

それぞれに故人への想いがあるため、しっかりと話し合いの場を設けることが重要です。

予算や費用についてはもちろん、どのようなお墓を希望しているのか、立地はどうするかなど細かく話し合いましょう。

慎重に検討することで、その後の工程をスムーズに進めていけるはずです。

希望に沿った霊園や寺院を決める

続いて、家族や親族の希望に沿った霊園や寺院を決定します。

この時、ご家庭の宗教や宗派の受け入れが可能かどうかチェックしなければなりません。

また、パンフレットやホームページだけの情報で決めるのではなく、実際に足を運んでみることがおすすめです。

細かいところまで確認できますし、雰囲気もわかります。また、自宅からどれくらいの時間がかかるのかについても把握できるでしょう。

墓地の申し込み

霊園や寺院の雰囲気も確認し、家族や親族の意見もまとまった場合には、墓地の申し込みを行います。

この時、契約書にしっかりと目を通すことはもちろん、少しでも疑問点や不安点があれば確認しておくことが大切です。

石材店に墓石を依頼する

墓地の選定が終わったら、石材店に墓石の依頼を行います。

自由に石材店を選べる場合もありますが、寺院や霊園によっては、指定された石材店のみの利用が義務付けられているケースも。

自由に選択できる際には、複数社から見積もりを取ることがポイントです。

使用する墓石によって値段が異なるのはもちろんですが、依頼する石材店によっても費用は大きく変わってきます。

お墓の完成

いよいよお墓の完成です。

お墓が完成した際には、納骨と開眼供養を執り行います。

石材店に依頼し、完成するまでのおおまかな目安は「1ヵ月〜3ヵ月」となるのが一般的。

依頼する石材店によって期間が異なるだけでなく、墓石のデザインや種類などによっても違ってくるでしょう。

まとめ|失敗しないようお墓選びは慎重に進めよう

本記事では、後悔しないお墓や墓地の選び方7選や、お墓を建てる流れについて詳しく解説してきました。

お墓を選ぶときには費用だけでなく、立地やお墓の種類・墓地の設備など、チェックすべきことが数多くあることがわかりましたね。

今回紹介した7つのポイントに優先順位をつけることも大切ですが、どれが欠けても納得のいくお墓選びにはなりません。

時間をかけて慎重に進めていくことが大切です。

自分たちのライフスタイルや希望に沿ったお墓選びで、理想的なお墓を建ててくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。以上、参考になると幸いです。

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